―代表あいさつ―

 この度2014年3月12日に、マーラー交響曲第3番演奏会を開催することとなりました。

 

 私事ですが、私は福岡で6年間アマチュアヴァイオリン弾きとして活動をして参りました。

 その中で多くの人と出会い、たくさんの経験をさせて頂きました。しかし今年度いっぱいで福岡の地を離れることが決まりました。

 そこで最後にまた多くの方々と、たくさんのお客様の前で演奏会をしたいと思い、この演奏会を企画いたしました。

 

 今回合唱にはRKB女声合唱団様、九大混声合唱団様、福岡市少年少女合唱団様をはじめ多くの皆様にご出演頂く予定です。普段ご一緒に演奏することのない合唱方々と共演出来ることを大変楽しみに思っております。

 

 マーラーの交響曲第3番は100分ある大曲で、この中では楽章ごとに森や草原、人間、天使、愛などが表わされていると言われています。一緒に演奏をする仲間と共に真剣にこの曲に取り組み、お客様に満足していただけるような演奏を目指して参ります。

 

 読んでいただきありがとうございました。

 

Dank Orchester 代表  

岡本 弦也  

―交響曲第三番について―

a Portrait of Mahler in 1909
グスタフ・マーラー

 

 交響曲第三番ニ短調は,グスタフ・マーラーが1895年から1896年にかけて作曲した交響曲。

 全6楽章からなり,第4楽章にアルト独唱,第5楽章にアルト独唱と児童合唱,女声合唱を導入しいている。

 演奏時間は約100分。マーラーの交響曲としても,また通常の演奏会で取り上げられる交響曲としても,最長の曲として,かつてはギネスブックに掲載されていた。

 

 マーラーは当初,交響曲全体に「幸福な生活―夏の夜の夢」という表題を与え,その後「悦ばしき知識」,「悦ばしき知識(楽しい学問)―夏の朝の夢」,「夏の真昼の夢」などと変遷している。

 各楽章にも,以下の様な表題が付けられていたが,当時標題音楽とは低俗なものとされる風潮があり,マーラー自らによって表題が全て外されてしまったと言われている。

 

第1楽章 力強く,決然と(Kräftig. Entschieden.) ニ短調 4/4拍子 拡大されたソナタ形式

「森が私に語ること―岩山が私に語ること―牧神(パン)が目覚める,夏が行進してくる(ディオニソスの行進)」

 

第2楽章 きわめて穏やかに (Tempo di Menuetto. Sehr mäßig. Ja nicht eilen!) イ長調 3/4拍子 ABABAのロンド形式

「草原の草花が私に語ること」

 

第3楽章 急がずに (Comodo. Scherzando. Ohne Hast.) ハ短調 2/4拍子 複合三部形式

「夕暮れが私に語ること―森の獣が私に語ること」

 

第4楽章 きわめてゆるやかに、神秘的に 一貫してppp(ピアニッシシモ)で (Sehr langsam. Misterioso. Durchaus ppp.) ニ長調 2/2拍子

「夜が私に語ること―人間が私に語ること」

 

第5楽章 快活なテンポで、大胆な表出で (Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.) ヘ長調 4/4拍子で 三部形式

「カッコウが私に語ること―朝の鐘が私に語ること―天使が私に語ること」

 

第6楽章 ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて (Langsam. Ruhevoll. Empfunden.) ニ長調 4/4拍子 変奏曲の要素を持つ自由なロンド形式

「愛が私に語ることー父様はぼくの傷口を見てくださる」